旅先で絵を描く水彩教室
更新日:9月25日
8月から始まった「旅先で絵を描く水彩教室」について、実際にどんなことを行なっているのか、少し書いてみようと思います。

今まで「旅先で絵を描きたいけれど、思うようにできなかった」という言葉を何度も聞いていました。普段やっていないことを、時間の限られる旅先で行うのは難しいはずです。
それならば、旅行前に予行練習をしようと考えました。実際の旅のシーンを想定した内容で、旅先で使う道具を使って描いてみる。旅のシーンも画材も、慣れるのが一番大事。

1回目のテーマは「飛行機から見える空の色」。色の理論を使った色作りで、空の色の変化を描く練習を行いました。
ちょっと遠回りに感じるかもしれませんが、色の理論を理解すると色を自由に作れるようになります。これがこの教室の軸なので、毎回、色の理論を基にした練習を組み立てています。
それから機内食の描き方も練習しました。いつも切り貼りしているラゲージタグや紙袋を、旅ノートの素材として準備。参考写真は、機内食がおいしかったAir France。
水彩を描くだけではなく、切ったり、貼ったりと、旅行中におこなっていることに近づけてみました。

レッスンで作る旅ノートは、たくさん描いて、たくさん失敗をして欲しいと思っています。その数が多いほど、本番の旅で楽しく描けるようになります。それは間違いないです。
上手く描こう、きれいに描こう、と思い過ぎると、できないことばかり追い求めてしまい、楽しいはずの旅がつまらなくなってしまいます。
旅ノートは自分だけのものなので、誰の評価も関係ないです。自分のために、ひとつでも多くの旅の思い出を残せられれば幸せだと思います。
と、ここまで書いていて、これは全部過去の自分に言っているようなことなので…恥ずかしい。
私も初めから描けたわけではなくて、何度も失敗もしたし、思うように描けないこともたくさんありました。そんな失敗から得た、旅先で描くコツや、描きやすい方法を、いろいろな形でお伝えできればと思っています。

