色と線

初夏の北海道へ行ってきました。

十勝・中札内村から釧路を抜けて、道東・屈斜路湖へ。屈斜路湖は昨年10月に訪ねて以来、半年ぶりの再訪。

出発前、ふとした流れで「スケッチをするときは、線画きが先か、絵の具の色作りが先か?」という話になりました。

私は、今見ている色を描きたいので、色から始めることが多いです。形はパッと消えることはないけれど、色はすぐに変わってしまうし、消えてしまうし。色を見つけられたらかなり満足してしまって、線描きはほんの少しだったりします。

そして今回の屈斜路湖。

滞在中は雨が多く、昨年描いた早朝の淡いオレンジ色や、月光を映す群青色の湖面に再び出会うことは無く、「ああ、やっぱり描いておいて良かった!」と思ったのでした。 パレットを開くのを躊躇してしまう時もあるけれど、もう二度と会えないと思うと「せめて色だけでも…」とパレットの蓋を開けてしまいます。




屈斜路プリンスホテル6階の部屋から。 静かで落ち着いた雰囲気が大好きです。