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名画の色見本


9月の透明水彩教室は新しいテーマ「名画の色見本」、今回は印象派の画家、モネの「睡蓮」から色を探します。それぞれの色の繋がりや心地良い調和の理由を、色の仕組みと混色技法から学びます。 このテーマを考えたきっかけの話を少しだけ。 あるルネッサンス期の絵画を間近で見た時に、画面に圧倒されるほどの色がある事に改めて驚きました。現代に比べて絵の具の種類はずっと少ない筈ですが、描かれている色はとてもとても豊かで…。もし少ない基本色から、たくさんの色を作り出す方法を伝える事が出来たら、簡単に色作りが出来るし、何より絵画を楽しむ一つの視点になると思いました。 「この色は、これとあれを混ぜてる?」なんて想像しながら巨匠の絵を眺めるのは、たまらなく楽しいです!! 今回の「睡蓮」では、5色の絵の具で色を作ります。 「出来る限り絵の具の数を引き算して、シンプルに」最近大切にしている事です。色の原理に従って混色を進めていくと、心地良い調和の取れた色が作り出せます。モネの色から学ぶことは、色作りだけではなく、目に見えない大気や光を表す勉強にもなると感じました。 絵の具などは用意していますので、水彩が初めての方もぜひお気軽にご参加下さい。

モネ先生の世界に、少し近付けるような授業にしたいと思っています。

最後にはこんな感じで。 色見本をもとに睡蓮色のグラデーション作りに挑戦します! 詳しくはlessonページをご覧下さい。 お申し込みはこちらよりお願い致します <補足 > 油絵と水彩では画材も技法も違いますが、今回は視覚した色を再現する事を目的としています。

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